行こうとしただけで世界が広がる―24歳、インド行きを断念して得たもの
和裁士として京都で修行を始めた私に、24歳で突然訪れたインド行きの切符。しかし旅行直前のテロで断念。行けなかったはずなのに「世界は安全じゃない」という衝撃的な気づきを得る。田舎という井戸を出ても、日本という井戸の中にいた私。スリとの攻防、お花売りの少女との出会い。インドに向かおうとしただけで、人生の枠が広がっていく不思議な体験とは?
和裁士として京都で修行を始めた私に、24歳で突然訪れたインド行きの切符。しかし旅行直前のテロで断念。行けなかったはずなのに「世界は安全じゃない」という衝撃的な気づきを得る。田舎という井戸を出ても、日本という井戸の中にいた私。スリとの攻防、お花売りの少女との出会い。インドに向かおうとしただけで、人生の枠が広がっていく不思議な体験とは?
2025年11月、インド占星術師の私はまだインドに行っていない。福井の小さな村で育った少女が、転校生の「インド旅行」という言葉で世界の広さに気づいた瞬間。井の中の蛙だったことにすら気づいていなかった私に、インドが教えてくれた「当たり前のこと」とは?人生に行き詰まった時、なぜ人はインドに惹かれるのか。40代占い師が語る、一度も行っていないのに人生を変えられた不思議な物語。